やすくんのブログ

科学技術と社会、その他カルチャーなど。

倫敦留学記ーゆく年くる年ー

どうもやすくんです。12月の留学の記録です。

今月のハイライトは以下の4本です。

  • やけに自炊に凝っていた
  • エッセイの点数が帰ってきて一喜一憂していた
  • ノルウェーデンマークに旅行にいった
  • 大学院卒業後の次のステップがよりクリアになってきた

自炊

深夜2時。僕がだいたい床につく時間だが、ほぼ毎日欠かさず見るYoutubeのチャンネルがある。Genさんの文庫食堂だ。


www.youtube.com

ロンドンで入手困難な食材をふんだんに使い、日本食を仕上げていく様子を小腹のすく深夜2時に観るという艱難辛苦、ああ僕を玉にしてくれることだろう。

言葉遊びはこれくらいにするとしよう。Genさんの動画に触発されてビーフシチュー、おでんを作り、そのうえさらにどて焼きまで作ってしまった。幼い頃から慣れ親しんだお好み焼き屋のどて焼きの味を思い出すという禁忌に手を染めてしまったのだった。同じ寮の日本人学生を呼んできて鍋(というかフライパン)を囲んだ。

余談1: おでんはかつおぶしと昆布からちゃんと出汁をとるなどめちゃくちゃ手間をかけたのだが、その結果1回の費用が20£くらいになってしまった。あまりにもコスパが悪すぎる。日本にいる皆さんにはコンビニエンスストアでおでんをいつでも食べられるという特権を再確認してもらいたい。あと練りからしなんて贅沢品はロンドンにはない。誰かめちゃくちゃうまい練りからしを恵んでくれ。

謎に尖り始めた僕の自炊意欲はとどまるところを知らず、クリスマスにはノルウェーのクリスマスローストポークのほか、ウフマヨ、ローストビーフ、クリームパスタ、野菜のソテーなど5品コースをこしらえてしまった。Kentish townにあるナチュラルワインのお店から白と赤のナチュラルワインを調達してこれまた寮の友達と食べた。これ以上に楽しいクリスマスがあるものか。なお、ノルウェーローストポークはマジでうまかったので日本に帰国したのちも毎年作ろうと思う。クリスマスにホームパーティができるよう、デカいアパートの1室を借りる予定なのでみんな来てください。

ノルウェーローストポーク。刃が通らないくらい皮が硬い。

12/25のクリスマスディナー。6人で食べたけど余った。

エッセイの点数

一番最初に返却されたエッセイには、東大で見たこともないような点数がつけられていた。初見では、某ドルゴルスレン・ダグワドルジ氏のように「アホ○ね」と言いそうになったが、そこはぐっとこらえて律儀にフィードバックを読んだ。自分のエッセイの欠点と改善の方向性が事細かに記載されており、非常に有益だったと思う。「アホ○ね」は自分に向けるべき言葉だった。

二番目に返却されたエッセイの点数は満足のいくものではなかったが悪いものでもなかった。このエッセイの採点者は"mean marker"(すなわち点をくれない人)として非常に有名であり、返却前は自分のエッセイがfailしていないかとてもビクビクしていた。

このブログを書いている年末も複数のエッセイとグループワークに翻弄されているわけだが、引き続き課題点とにらめっこしながらハードワークしていくしかない。今書いているエッセイのテーマはなかなかに面白いと思っているので、来月にでも紹介できればと思います。

 

ノルウェーデンマーク旅行

12/17~22の5日間でノルウェーオスロ)とデンマークコペンハーゲン)に行った。

オスロに着いて真っ先に立ち寄ったfuglen oslo

いやあ最っ高でしたね。コーヒーに色々救われてからずっと行きたかった浅煎りカルチャーの本家本元、オスロ。fuglenのみならずTim WendelboeやらMoccaやらjavaやらもう本当に…言葉になりません。ここらへんでやめます(書くのが面倒くさいとかそういうわけじゃないんだからね)。

オスロで一番良かった雪だるま。so fancy

オスロの夕暮れ。15:00過ぎ。

ただオスロの欠点は物価の高さ。オスロ中央駅についてコンビニでブリトーと水を買ったら10£した。決して日本円に換算してはいけない。ちゃんとレストランに行くとだいたい25~30£した。決して日本円に換算してはいけない。

続いてコペンハーゲンだが、2日間しかいなかったうえにろくに観光地を調べずに行ってしまった。ひたすらコーヒーを飲んでばかりいた。

コペンハーゲンで一番最初に行ったCoffee Collective。

途中立ち寄ったAprilというコーヒー店では以前fuglen coffee roasters(登戸)で働いていた人に出会った。その後に行ったPrologというコーヒー店でも、福岡でバリスタをやっていた人に会った。合縁奇縁とはまさにこのことだろうか。

そしてやはりコペンハーゲンも物価が高かった。

 

ゆく年くる年

来年はちょっと大きめの挑戦をやってみようかと思っています。ノーリスクでできる最後のチャンスかもしれないし。続報をお待ちいただければと思います。

たぶん思い悩むだろうし、挫折しかける時もあると思いますが、「やれるよ」「いけるんじゃない」と(お世辞でも構わないので)言っていただければ幸いです。あと卑屈になったり冷笑スイッチ入っていたりしたら顔面を引っ叩いてください。

それでは皆さん良いお年を。そして来年も良い1年になりますよう。

引き続きよろしくお願いします。